遺品整理を自分でやるとき案外忘れる魂抜き※岩手・盛岡・花巻・北上

遺遺品整理を自分でやろうとしたとき始めてから気が付くのが魂抜きです。
仏壇、神棚はすぐ思いつきますが、魂抜きしないといけないのはそれだけでは有りません。

特に刀や故人愛玩していた人形や道具など。

岩手県は、遠野市などに代表されるように民話の国です。
そのため物に宿るものがある気持ちは結構強い県民性です。

そういったもの魂抜きや処分の仕方を紹介します。


魂抜きの意味

魂抜きとは、お性根抜き、閉魂法要ともいわれ、古い仏壇屋神棚などを処分する時に行われ魂抜きをしないと様々な害悪が懸念されると言われています。

ご本人や周囲の方が気にされないのであれば魂抜きをせずに普通に「ゴミ」として処分するのもかまいませんが基本的にそれらの祟りなどは距離に関係なく起こるとされています。

あとあと何かおかしなことが起こった時、現代科学的にはそれは偶然なのかもしれませんがやはり何らかの因縁を感じてしまいます。

あの時魂抜きをしていればと後悔することがないように魂抜きはしておくのがいいと思います。


自分で遺品整理をする時の時の魂抜きをするもの

仏壇や神棚はすぐに思いつきますが、そのほかに以下のようなものがあげられます。

  • 位牌

  • 人形

  • 庭木(大きな樹木)

など


魂抜きの方法

基本的に、仏事にかかわるものであれば近隣のお寺に、神事に関するものは神社にお願いします。
魂抜きの費用は宗派などによって異なりますが魂抜きは特に檀家のお寺でなくてもかまいません。

刀などは神社にお願いするのがいいでしょう。

人形などの物は、神社やお寺で年一回ぐらいに行われる「お炊き上げ」に出します。
ただし、お炊き上げで費用がかかる場合があり1点いくらで受け付けられるの数が多い場合は主要なものを選んで出すことで費用を抑えることができます。

または、神主さんにまとめてお祓いしてもらう方法もあります。


檀家の場合

檀家とは、決まった寺院の信徒になってお布施や会費を払い寺院を経済的に支えることで葬式や法事などの供養をしてもらう家のことです。
多くの場合、いずれかの寺院にお布施をしていることが多いですが、最近は核家族化が進み檀家になっていないご家庭もあります。
そのため葬儀などを葬儀屋さんに頼むことになり葬儀屋さんと契約している寺院による葬儀となることが多いようです。

家が檀家である場合には、寺院(檀那(だんな)寺)に直接依頼することで魂抜きをしてもらうことができます。
もともと寺院はそういった様々な人生相談・生活相談なども聞いてもらえる場所なので仏壇を引き継げなくなった旨を伝え、供養をお願いします。

また知っているお坊さんに来ていただけるので様々なしきたりを教えてもらえたり、かかる費用などもある程度加味してもらえたりすることがあります。
ただ一方で、檀家という立場上、それ相応のお布施金額が必要になったりまた、お坊さんにお布施をいくら渡したらいいかわからなかったりという困り事もつきものです。

一般には、お布施金額は、1~5万円程度となりますが、カルト系の新興宗教などを含め法外なお布施金額(数十万円)を要求する寺院もあるので事前に確認しておくのがいいでしょう。
お布施の他に来ていただくのでその際にかかるお車料(交通費)などが必要な場合もあります。
通常は送り迎えを行うことで交通費は含めなくてもいいのですが前出の宗教、寺院の場合、送り迎えをしたとしてもお車代を要求してくることがあります。


檀家でない場合

檀家でない場合は、葬儀屋の紹介や僧侶紹介サービスを利用します。
もちろん、直接近隣の寺院に申し込むことも可能です。ご近所に檀家の方がいらっしゃるならその方に紹介をお願いしてもかまいません。

紹介サービスは、サービスビジネスなので、後々発生する面倒な檀家の関係が不要になる、お布施が一律で明確になります。
ですが、できれば、ご近所や親族の紹介の方が安心できます。
事前にお布施の額を確認することで費用が明確になりますし、スポットの紹介なので特に檀家になる必要もなくなります。

さらに遺品整理業者を頼むことでそういったことも一切不要になります。


ほかにもある魂抜きの方法


魂抜きをするのが仏壇なならば、仏壇処分専門業者という業者も存在します。

お坊さんによる供養はもちろんのこと、
・仏壇の出張引き取り
・供養の対象物を送付する
などの方法も取ることができます。

ですが、どちらも魂抜きはできますが、事務的に廃棄処理するということになりますのであまりお勧めできません。


実家の空き家に残っている仏壇・位牌の処理方法

実家の土地にある遺品整理業者に依頼するのが一番簡単で費用がかからない方法です。
手元に置きたい場合でも魂抜きをして処理してもらうことも可能です。

また、当分空き家のままで保存しておきたい場合にも業者によっては空き家管理をしてくれるところもあります。

最近では空き家管理は司法書士が行ってくれるようですが、直接業者に頼む方が費用的にも抑えることができます。
ただ、安心という意味では司法書士経由の方が安心できるかと思います。


遺品整理の魂抜き 岩手県、盛岡市、花巻市、北上市ならば

数をまとめて処分する、魂抜きをするのは案外手間と費用がかかります。

魂抜きをしてくれる業者にたのむのが楽で費用が抑えられる可能性があります。
盛岡市、花巻市、北上市と岩手県全体をカバーしてくれる地元の業者があります。

岩手県の業者なら弊社が絶対!とはいいません(笑)
費用や方法などを相談してみてはいかがでしょう?

いずれにしても今は、気にならなくても日本人の場合、年齢とともに「神仏」に頼るようになります。
あとあとのことを考えると魂抜きを怠らない方が良いと思います。


遺品整理を自分でやるとき案外忘れる魂抜き※岩手・盛岡・花巻・北上 まとめ

整理する遺品の中で魂を宿すとされるものは、なるべくきちんと魂抜きをした方がいいです。

今、神仏を信じていなくても日本人の場合年齢が進むとともに必ず「神仏」に頼るようになります。
年齢が進まなくとも、何か悪いことが起こった時「あのとき・・」と思ってしまう可能性があります。

悪いことが起こると、どうしても「取り返しのつかないもの」に原因を求めます。
そのような時に「後悔」としてさらに心を痛めることがないように気になるものはきちんと魂抜きをするようにしてください。


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